城上神社とは
戦国時代に建てられた県指定文化財の神社がこの城上神社です。ご祭神は出雲大社と同じ大国主命で、石見銀山の繁栄を願ってこの地に建てられました。出雲大社を彷彿とさせる巨大なしめ縄のかかる拝殿は二階建ての瓦葺で、見るものを圧倒するような存在感があります。この拝殿は見た目もさることながら、中に入ると天井に鳴き竜が描かれています。江戸後期に書かれた極彩色の龍は、中央で手を叩くとまるで鳴いている蚊のような静謐な響きを聞かせてくれます。
城上神社での遊び方
江戸時代の風情が今なお残る石見銀山の中心地、大森地区。ショップやカフェ巡りはもちろんのこと、文化財や建築好きにもたまらないエリアです。城上神社のそばを流れる銀山川に沿って歩いていると、今なお多くの古民家や武家や商人の屋敷、寺社仏閣が立ち並んでいます。県指定史跡となっている城上神社はもちろん、国の重要文化財に指定された地方有力商人の邸宅である熊谷家住宅や石見銀山の役人を務めた武家の屋敷である旧河島家、また同じく役人の邸宅で江戸時代後期の武家屋敷の特徴を多く残す宗岡家住宅が少し歩いた先に待っています。鉱夫文化だけじゃない石見銀山の魅力がぐっと詰まった大森地区で、邸宅巡りはいかがでしょうか。
全アクティビティを見る↓
島根ツアーズ