羅漢寺・五百羅漢とは
世界遺産石見銀山の一角にある世界遺産に登録されている真言宗のお寺、羅漢寺。羅漢とは悟りを開いて煩悩から解放された高僧のことを言います。そんな羅漢たちの石像が500体納められているのがこの羅漢寺です。この羅漢さんたちは石見銀山がある大田市から採掘された岩でできており、笑っていたり泣いていたり互いに話し合っていたりと、大変豊かな表情をしています。この羅漢さんは数が増えるにつれ銀山の採掘中に亡くなった方を弔う、といった役割も担っていったそうです。
羅漢寺・五百羅漢での遊び方
石見銀山の採掘の中心地である銀山地区と、当時石見銀山の繁華街として栄えた大森地区のちょうど間に位置しています。江戸時代からその歴史が始まったこのお寺は、銀山没者を弔う五百羅漢の石像はもちろん、世界遺産に登録されたにふさわしい文化財が数多く納められています。五百羅漢の製作に尽力した夫人の菩提を弔うために作られた国指定文化財の大宝筐印塔や羅漢像と同じ福光石を15枚組み合わせて作られた反り橋は必見です。また境内からは「島根の名水百選」にも選ばれた霊水、三百水も湧いています。体への浸透がとてもいいといわれるこのお水はペットボトルなどに入れて持ち帰ることもできるそうなので、立ち寄られた際はぜひ島根の名水を味わってみては?
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島根ツアーズ